お役立ち情報

シニア犬の介護に役立つ情報のご紹介

老犬の基本知識

7歳過ぎるとシニア犬

ペットの寿命は人間よりはるかに短いものです。

1~2年で成熟し、それから1年ごとに4~7歳づつ年をとっていきます。

およそ7歳(人間換算40代)から老化が始まると言われています。この時期から様々な病気にかかりやすくなります。

飼育されている犬の半数以上がシニア犬

飼育頭数の増加や飼育環境の改善が背景となりペット関連市場は着実に拡大してきました。人と同じケアの水準を求めるペットオーナーが増えており、飼育の質的転換が目覚しくすすんでいます。

小型犬飼育の増加、獣医・動物病院の充実などを背景にさらなる長寿化高齢犬の増加が現実のものとなっており、生活シーン別のきめの細かい食事、用品、サービスが求められています。

シニア期・介護期に多い2大症状

13歳過ぎると急増する痴呆

犬も寿命が延び高齢化したことで、人間と同じように痴呆の症状が見られるようになってきました。
痴呆発症率は13歳を過ぎると急増します。
人間同様、個体差があり発症する年齢も程度も違います。
痴呆犬の8割が柴犬・日本犬の雑種で占められています。

老化現象の代表的な症状 骨関節炎

骨の接合面を保護して動きを滑らかにしている軟骨に支障が出て、関節全体に変性・破壊が起こる病気。遺伝性のものがほとんどで、犬種がはっきりしています。
とはいえ、加齢に伴い発症する代表的な症状の一つです。また、関節炎は成犬の5頭に1頭がかかっていると言われています。

発症しやすい犬種

ラブラドール・レトリーバー/ゴールデン・レトリーバー/ハスキー/チワワ/ポメラニアン/ヨークシャー・テリア/ダックスフンド/マルチーズ/プードル/シェパード/コッカー・スパニエル

家族の一員としてシニアライフサポート

長く生きていると、あちこちにガタがくるのは当たり前。
若い時のような元気もなく、いつも寝てばかりになるかもしれません。何か異変に気づいたら、すぐ獣医師に診てもらいましょう。そして、適切な治療をしてもらうとともに、家庭でもやさしくサポートしてあげることが大切です。

獣医師
春藤 和哉さん
ペットの世界でも長寿化が進み、人と同じように老化に伴う様々な障害がみられるようになりました。ペットには介護保険はありませんから老後の介護は飼い主の任務です。 しかし、これは大変な重労働です。そんな時、シニアライフのサポート用品は心強い味方になるはずです。