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愛猫の寒さ対策はどうする?寒い冬も安心できるアイテムや工夫を紹介

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愛猫の寒さ対策はどうする?寒い冬も安心できるアイテムや工夫を紹介
寒い冬がやってくると、ネコちゃんが体を丸めて眠る姿がよく見られます。ネコちゃんは基本的に寒さが苦手なため、冬は体調管理も気になる季節です。室内飼いのネコちゃんにとって、寒さはストレスや体調不良の原因になることがあります。

この記事では、愛猫が寒い冬を快適に過ごすための工夫やアイテムをご紹介します。飼い主さんができる寒さ対策をチェックして、愛猫にとって安心できる環境を整えましょう。(最終更新日2024年10月30日)

目次

ネコちゃんは寒さが苦手

ネコちゃんは一般的に寒さが苦手な動物です。その理由は、ネコちゃんの祖先が砂漠出身であることに由来します。ネコの祖先であるリビアヤマネコは、暑く乾燥した砂漠地帯で生息していました。そのため、ネコちゃんは暑さには比較的強いものの、寒さには適応しにくい体質を持っています。
寒さに弱いネコちゃんの中でも、ペルシャ、メインクーン、ノルウェージャンフォレストキャットなどの長毛種は、比較的寒さに強い猫種といわれています。

寒さが苦手なネコちゃんの中でも、下記の特徴を持つネコちゃんには特に注意が必要です。

・シャム、ベンガルなど原種に近いネコ
・スフィンクスなど毛が短いネコ
・子猫、高齢猫、運動量が少ないネコ
・痩せているネコ

特に寒い環境下では体温を保つのが難しく、体調を崩しやすくなります。ネコちゃんにとって適切な寒さ対策をしてあげてください。

ネコちゃんが寒いと感じているときのサイン

ネコちゃんが寒いと感じているときに見せるサインや行動を詳しくご紹介します。生活の中で見逃さず、すぐに対策できるようにしてあげましょう。

 

寝るときに小さく丸まっている

ネコちゃんが体を小さく丸めて寝るのは、寒さを感じているサインのひとつです。丸まることで体温を逃さないようにしています。また、ペット用のこたつなど暖かいお気に入りの場所がある場合は、そこを居場所にして動かなくなることがあります。

 

飼い主のそばやストーブの前に行く

ネコちゃんが暖を求めて飼い主のそばやストーブの前に行くのも、寒さを感じているサインです。こうした行動を見逃さず、暖かい環境を整えてあげましょう。

なお、ネコちゃんが人間用のストーブに近づきすぎるとやけどにつながったり、被毛が焦げたりすることがあります。ストーブガードなどを使い、猫ちゃんが近づきすぎないようにするか、ストーブは使わないようにしてください。

 

積極的に水を飲まない

寒い時期はネコちゃんの活動量が減るため、飲む水の量も減りやすくなります。これは体が冷えた際の自然な反応ですが、あまりにも水を飲まない場合は注意が必要です。

 

トイレの回数が減る

寒い環境では、ネコちゃんはトイレに行く回数が減ることがあります。これは体温を保持するために、水分摂取が少なくなることが影響している可能性が考えられます。後述する方法で、できるだけ飲水量を保つよう工夫してあげましょう。

ネコちゃんが室内で快適に過ごすための寒さ対策

ネコちゃんが室内で快適に過ごすための寒さ対策

寒い冬、ネコちゃんが快適に過ごすためには、適切な寒さ対策が欠かせません。具体的な寒さ対策をご紹介します。

 

暖房で快適な室温・湿度をキープする

寒い時期の快適な室温は18-26℃前後、湿度は40-60%といわれています。暖房や加湿器等を活用し、ネコちゃんにとって快適な室温を保ちましょう。
飼い主さんが外出するときや夜間もエアコンはつけたままにするか、タイマー設定をして温度変化が急激にならないように工夫しましょう。サーキューターを使って空気を循環させると、部屋全体を均等に暖めることができます。エアコンの風が直接ネコちゃんに当たらないように配慮し、ホットカーペットや床暖房も上手に活用してください。

 

ごはんやおやつを温めてあげる

ネコちゃんのごはんやおやつを温めることで、体の中から温める効果があります。ごはんやおやつを電子レンジや湯せんで人肌程度の38-40℃に温めることで、香りが立ち、食欲も増します。ただし、熱くしすぎるとやけどの危険があるため、温度には十分注意してください。

 

あったかアイテムを活用する

ケージなどのネコちゃんの居場所には、ブランケットやベッドなどのあったかアイテムを取り入れることで、より快適に過ごせます。人間用のストーブやヒーターはやけどや、コンセントを噛むなどのイタズラによる事故に注意が必要です。そのため、安全面に配慮されたペット用のヒーターやこたつを活用しましょう。また、夜間や留守中に活用する際は十分に注意が必要です。

その他、窓際や床の上は、思っているよりも外気を受けて寒い場合があります。ネコちゃんの居場所を確認し、日当たりの良い高い場所を提供してあげてください。

ネコちゃんの寒さ対策にオススメのアイテム

  • カラダ全体をあたためるペットのための電気こたつ
    ペットのためのうれしい機能が盛りだくさんの電気こたつ。
    こたつの中も上も暖かいから多頭飼いの方にもオススメ。
  • あったかベッド
    モコモコ生地で暖かく気持ちいいベッド。
    ヒーターとあわせて使うとよりあったかい。
  • できたて厨房
    魚やお肉の素材をそのままやわらかく蒸して旨味を閉じ込めたおやつ。
    袋のままお湯につけて温めると香りが立ち、よりおいしくなります。

寒い時期にネコちゃんが快適に過ごせるよう特に気をつけてあげたいこと

寒い時期にネコちゃんが快適に過ごせるよう特に気をつけてあげたいこと

寒い時期、ネコちゃんが健康で快適に過ごせるように、飼い主さんが特に気をつけるべきポイントをご紹介します。
いつものお世話にプラスし、より配慮した環境を整えてあげてください。

 

水飲み場やトイレも暖かい場所に設置する

ネコちゃんの普段の居場所は暖かくても、水飲み場やトイレが寒いと行きたがらなくなることがあります。
ネコちゃんの行動範囲をチェックし、水飲み場やトイレも暖かい場所に設置しましょう
フローリングが冷たい場合はマットを敷いてあげるのも効果的です。
また、冷たい水ではなく、ぬるま湯を用意し、複数箇所に設置して水を飲む機会を増やしてあげることで、飲水量を増やせるかもしれません。

 

クールダウンできる場所も作る

暖房を使用していると、室内が暖かくなりすぎることもあります。ネコちゃんが自分で温度調整できるように、少し涼める場所を作ってあげると、過ごしやすい環境が整います

 

太りやすい時期こそたくさん遊ぶ

寒い時期は運動量が減りがちで、ネコちゃんが太りやすい季節です。飼い主さんから遊びに誘い、エネルギーを消費させることで、太らないようにサポートしてあげてください。さまざまなおもちゃを使って楽しみながら運動を促しましょう。

ネコちゃんの寒さ対策にオススメのアイテム

  • にゃんプロ猫じゃらし
    どこにでも巻きつけて遊べる猫じゃらし。
    飼い主さんの手や身体に巻いて一緒に遊ぶほか、ドアノブに巻いてひとり遊びなど、遊び方イロイロ。
  • ミルクマイヤーブランケット
    毛足が長く、肌触りが気持ちいいブランケット。
    タワーなど、ネコちゃんが過ごす場所に置いてあげるのがオススメです。

よくある質問

ネコちゃんは寒さが苦手ですか?
ネコちゃんは祖先が砂漠地帯で生活していたため、寒さには弱く、暖かい場所を好みます。特に寒い時期には、暖かい居場所を提供してあげることが大切です。
 
ネコちゃんが室内で快適に過ごすための寒さ対策にはどのようなものがありますか?
寒い時期、ネコちゃんが快適に過ごせる室温は18-26℃、湿度は40-60%です。暖房や加湿器などを活用し、ネコちゃんにとって快適な室温に保ちましょう。ブランケットやベッドなどのあったかアイテムの活用や、ごはん・おやつを温めてあげるのもオススメです。
 
留守中や夜間のネコちゃんのための寒さ対策を教えてください。
暖房はつけっぱなしにするか、タイマーで温度を一定に保ちましょう。さらに、ブランケットや暖かいベッドを用意して、ネコちゃんが快適に過ごせるように配慮します。